福島県いわき市とは?
地理
福島県いわき市は東北地方の東南端にあり、東側は太平洋沿岸で福島県では浜通りと呼ばれる地域の中心都市。県内では最大の面積と人口を持ち東北地方では仙台市に次ぐ中核市なのに県庁所在地ではない。茨城県北部と隣接し水戸市より更に北上した先にある都市。また内陸部には温泉リゾートがあり、「スパリゾートハワイアンズ」が有名です。このハワイアンズは元々炭鉱だったらしく、また江戸時代から磐城平城の城下町でもあり、太平洋が近い港町でもあり、昔から大きく栄えていた街。
いわき駅
JRいわき駅は品川・上野方面から北上する常磐線(上野東京ライン)と福島県郡山駅まで伸びる磐越東線が通る駅。東京方面からはアクセスしやすく、常磐線普通列車1本で行ける時間帯もありますが、殆どは水戸駅で乗り換えとなる事が多いです。朝夕は多くの通学の学生で賑わいます。
いわき駅周辺
ペデストリアンデッキが広がる橋上駅舎からの風景は綺麗で洗練整備されていて、立派な商業施設も大変こじゃれています!しかしちょっと横道に入るとディープな雰囲気が漂って良いですね!港町の酒場の雰囲気も漂ってます。また駅周辺はカラオケチェーンも比較的多いです。カラオケ ビッグエコー いわき平店、カラオケまねきねこいわき駅前店、カラオケまねきねこいわき駅前2号店、カラオケBanBanいわき駅前店と4店舗あります。
んで、何しに行ったの?「吉方位」?
正月に一人旅でもしようと思い、それならばと縁起担ぎで出かけるだけで幸運に導いてくれる方位とされる吉方位を調べた結果、私の定住地からの方位と距離に基づき、こちらの地に宿泊計画を練る事になりました。ちなみに方位が合ってるだけではなく、100~200km以上離れた土地で宿泊を伴い、温泉などで心身をリラックスするのが良いようです。
グルメ 常磐もの
いわき市の名物といえば「常磐もの」と呼ばれるいわき市沖合で採れる海産物が有名。サンマのポーポー焼きやメヒカリの唐揚げと言った郷土料理があります。
食彩みのり
[google] 福島県いわき市平二町目32 駅南口から駅前通りを本町通りとの交差点を右に曲がって行きます。お昼時に伺いました。
外観
綺麗だけど小さく見える外観ですが、入口は建物右側にあるのれんをくぐり、ちょっとした回廊を歩くという小粋な演出!こじんまり感がなくなり高級料亭のような雰囲気が漂います!
内観
靴を脱いで上がります。靴は銭湯下駄箱風で下駄箱札を抜いて持って行くという、これまた小粋な演出!更に案内されたのは個室!注文用のタブレットと呼び出しボタンもあります!料亭風のお店ですがハイテク化は進んでいます!
メニュー
常磐ものを中心にした海鮮メニューだが、ランチの定食以外に、居酒屋的な一品料理、刺身盛り合わせ、せいろ蒸し、鍋料理、酒も凄まじい種類が用意されていて、目移りし迷いまくる品数!夜利用にも大変使い勝手が良さそう!今回、刺身は当然の如く、天ぷらにもそそられましたが、銀むつが私を呼んでるような気がして、銀ムツ刺身御膳御膳をタブレットから注文しました!
銀ムツ刺身御膳御膳
シンプルな御膳ですが綺麗に盛り付けられています!
お新香はシャキっとした歯ごたえでしっかりした塩気。えのきおろしは甘みあるしっかりした味。刺身 は脂乗ってしっかりした肉感。ご飯は艷やかで柔め。銀ムツは脂が乗って甘じょっぱくてご飯が進む!味噌汁はコクがあり具材は豆腐となめことネギ。茶碗蒸しは硬めの卵液程良い味。私としてはもう少し量が欲しいところですが、味は大変美味しく満足な御膳です!
海鮮炉端 魚正
[Google] 福島県いわき市平大町4−1 駅南口から駅前通りをかなり歩き、十五町目交差点を左に曲がります。この交差点は地下横断通路がありますので雨や信号待ちを回避できます。
外観
漁師町の居酒屋風な煌びやかな外観!握りではなく手巻き寿司を売りにしているのはちょっと珍しいですね。新鮮な常磐ものを期待しちゃいます!
内観
カウンター席に座りましたが、またもや注文用タブレットが!最近ファストフードチェーンでは広く普及しましたが、遂に居酒屋のカウンター席までもが!声掛けのタイミングを見は変わらず、気兼ねなく好きな時に注文できるのはありがたいですね!しかしいわき市がこんなにタブレット注文の普及率高いとは・・・
メニュー
いわき市の郷土料理である、サンマのポーポー焼きやメヒカリの唐揚げを味わえます!全体的に見ると定番料理よりも創作的でちょっと変化球な料理が揃ってる印象です!
お通し
アサリはあっさりで小ぶり。
ネギトロは脂が乗ってる。
イクラ&ポテサラは不思議だが美味い。
サンマのポーポー焼き
いわき市の郷土料理でサンマを包丁でたたき、味噌、生姜、みじん切りにしたねぎ、片栗粉を加えて丸めて焼いたものだそうです。イワシのつみれよりハンバーグに近い!
メヒカリの唐揚げ
5~15cm程の小魚で、目が大きく青くキラキラ輝いて見えることから「メヒカリ」呼ばれるようになったとの事。雑魚として扱われ、漁師たちの食事であったり養殖用のエサとして使われていたらしい。食べてみると細長い身の割にはエビとは違うふんわりとした白身なのが意外な食感!
あん肝ポン酢
クセや臭みがなくポン酢との相性が非常に良い!
蒸し蠣
ツルっと食べやすい
ガリサバ
大量のガリとサバや大根のつまが升の中に入れられた創作的な料理。ガリの酸味とサバは合いますね。
にんにくハラミ焼き
甘くてさらりとして食べ易くにんにくの塊がある。
柚子シャーベット
柚子の皮に入れられて、しっかり柚子が香り粗目のシャーベット!
ドリンク
ハイボールは味もアルコールの濃さも丁度良い。「又兵衛」は辛口だが飲みやすい。「太平桜」は甘口で重くあとからピリっとくる。「磐城寿」はフルーティで飲みやすい。
お酒と中華そば 南風
[Facebook] 福島県いわき市平南町66 いわき駅南口から駅前通りを南下し福島銀行平支店が角にある交差点を左に曲がり、銀座通りと交差する所の角に在ります。
外観
黒の格子を基調とした渋い外観。「お酒と中華そば」って如何にも夜向け!もう一押しの酒とシメが用意されている!
メニュー
入口から入ってすぐに券売機があり、こちらで食券を購入。メニューには豚骨ベースのものや背脂を使ったこってりメニューがあるかと思えば、鯛や海老を使ったメニューもあり、豚と魚介の混合といった方向性?ありそうで無さそうなメニュー形態かも。
内観
外観と同じように黒の格子を基調としたカウンターや椅子。水とコップは卓上でセルフ。卓上調味料がいろんな種類のものが並んでいます。
鯛めしセット 塩
私は豚骨よりも鯛に飛びつきました!よって豚骨ではなくあっさりした塩ベースで!トッピングが別皿って最近流行ってるのかしら?最初から入れれば良いのにと思うかもしれませんが、味変ならぬ具変というレベルアップの楽しみか?それとも好き嫌いや宗教上で食べられないものへの対応か?更にシメの楽しみとして鯛めしが用意されています。鯛は刺身ではなく炙りで火が通っているようです。生の状態からスープをかけレア状で鯛めしを味わう店が多いですが、食中毒防止として安全性は確保されてるようです。
鯛そば
麦香る渋いストレート麺とあっさりしてそうだがしっかりとした味のスープ。チャーシューは硬めでしょっぱめ。ゴボ天が意外にイケる!
鯛めし
いきなり鯛めしにかぶりついても良いのだが、ここは麺を食べきるまで我慢して、残ったスープをかけて鯛茶漬けに!刺身とは違い、炙ったフカフカな鯛も良いですね!臭みが全く無いし味もしっかりしています!
ホテル~フロンティア いわき
[Web] 福島県いわき市平大工町10−6
こじんまりながらも大浴場、岩盤浴も兼ね備えながらも廉価なビジネスホテル!Wifi接続良好でロビーにはコーヒーサービスがあります!周辺には温泉リゾートホテルがある、いわき市ですが周辺で泊まるだけなら充分過ぎる施設です!
名所~磐城平藩
丹後沢公園
[Google] いわき駅北口のある広大なエリア。かつてあった磐城平城の城内であり、二の丸、三の丸、内堀の跡が見られる公園。鴨が泳ぐのどかな「水の広場」と木製で勾配があり蛇行する遊歩道を歩いて上り高台にある「ふれあい広場」があります。全体的にアップダウンが激しく守りを固めていた城内の面影をはっきり残しています。この時は本丸跡地は整備中で入れませんでした。
松ヶ丘公園
[Google] いわき駅南口から西へしばらく行った所にあります。高台の上にあり道路を挟んで第1公園と第二公園に分かれていて、ぐるぐると螺旋状の遊歩道があったりと複雑で面白い構成の公園。第一公園には磐城平藩5代藩主、安藤信正公の銅像が凛々しく見ろ下ろしています!貫禄ある!
お土産 ゆべし~じゃんがら
いわき駅併設の「NewDays エスパルいわき」で購入。駅コンビニですが、いわき市名産品や結構揃っています!帰り際のお土産購入に便利!写真左から2番目から紹介
リモートワークにぴったり
いわき市への旅行といえば、周辺にある温泉リゾートやハワイアンズに目が行きがちですが、いわき駅周辺だけでも美味しく楽しく癒される歴史をじるスポットが盛り沢山で大変魅力的です!ぷらりと一人旅をするのも良いし、リモートワークの拠点には最適です!大変有意義な時間をありがとうございます。福島県いわき市に感謝!
[PR]