スペーシア Xとは？
東京方面から日光・鬼怒川温泉方面を結ぶ東武鉄道の特急電車。全席指定席となっており、乗車には乗車運賃（PASMO、Suica等交通系電子マネー利用可能）と特急運賃が必要になります。特急券の購入には駅窓口や券売機でも購入可能で空席があれば座席の指定も可能。またオンラインでも購入が可能。私の場合は東武ネット会員サービスに登録し、クレジットカード決済にし、スマホやPCから座席を指定して購入しています。特急券の券面はブラウザやメールからのリンクで表示されますが、指定した座席に間違いなく座っていれば車内で車掌による確認は行われません。
鬼怒川温泉へGO！って鬼怒川温泉駅から？
さあて！特急に乗って温泉にでも浸かりに行くか！ってここは鬼怒川温泉駅。私の住まいの事情でこちらからのスタートです。都会人の気ままな休日じゃないんですよね。駅前には足湯や滝が流れるイベントステージ、ふてぶてしい鬼怒太像がおります。金棒で殴りかかっては来ません。
SL大樹の転車台
東武鉄道が力を入れている蒸気機関車「SL大樹号」。駅前に転車台があるのって鉄道の歴史上無いんじゃないかな？昭和時代は主要駅の広い構内の奥にあったものだが。定期的に蒸気機関車が入線し機回しが行われ大勢のお客様が撮影したりアナウンスがあったりと観光イベントとなっております。昔は当たり前に行われた鉄道業務だったんですけどね。
蒸気機関車の転車を眺めるカフェ
転車台のすぐそばに【BENTO CAFE KODAMA】と呼ばれるカフェがございます。蒸気機関車の転車を眺めながらパンとコーヒーなんてオシャレじゃないですか！お弁当やサンドイッチ、お菓子などが販売されいますが、名物はミルフィーユかつサンドとSLをイメージした真っ黒なソフトクリームです。
鬼怒川温泉駅舎内売店「アクセス」
鉄道グッズ
私が幼い頃は鉄道好きで親に買ってもらったプラレールでよく遊んでいました。鉄道好きな子供には買ってあげたいですよね。
駅弁～豪華で高価だが結構美味い
豪華な弁当。ちなみにこちらで販売されいる駅弁は美味しくてハズレがないと思います。鱒ずしといえば富山が有名ですが日光はヤシオマスが有名で日光鱒ずしも美味しいですよ！スペーシア X内のカフェは１号車予約以外のお客様は利用困難なので、飲食物は売店であらかじめ購入しておきましょう。
鬼怒川温泉駅構内～レトロ調駅名標
東武鬼怒川線やJR日光線も駅舎や駅名標がレトロ仕様になっています。ホーム上の自販機はSL大樹をイメージ。
スペーシアX入線！
16:03 下りの「スペーシア Ｘ 7号」が入線。これが16:37発の「スペーシア Ｘ 8号」となります。時刻表を見ると鬼怒川温泉に入線するスペーシア Ｘはこれ1往復のみ！他は東武日光方面の便で、平日は東武日光、鬼怒川温泉各１往復。木金土休日に東武日光系統が２往復追加されるだけ！鬼怒川温泉のホテル宿泊のお客様には大変厳しい時間帯！10時チェックアウトしてからは普通列車に乗って下今市駅で乗り換える必要があります！
洗練されたデザインの車両
エーックス！(JAPAN?) この「X」の窓は沿線の自治体である鹿沼市の工芸「鹿沼組子」をイメージしたとの事。愛称に関してはこちら。
1号車～コックピットラウンジ
超豪華なラウンジ！専用カフェのカウンターがありますが、こちらの利用は１号車予約のお客様優先。他の号車利用のお客様は１号車のお客様への販売が全て終了し特定駅を過ぎてから放送がかかり受付開始。スマホから車内、またはパンフレットに記載されているQRコード読みオンライン整理券を発券。指定された時刻に購入しに行く。販売数に限定されており売り切れや早々に受付を終了してしまう。ややこしい。。。はっきり言って１号車以外の利用は期待しない方が良い。以前のスペーシアは車内ワゴン販売やどんな号車でも関係なく購入できる売店があった。メニューにはアルコール、ソフトドリンク、おつまみ、お菓子などがあります。以前のスペーシアの運転席は高い位置にあり全く見えませんでしたが、どこからも丸見えのパノラマなコックピット！
6号車～コックピットスイート コンパートメント
全面側面パノラマな車窓を眺めながらくつろげるスイートルーム！以前のスペーシアにもあった個室ボックス席もあります！
2号車～プレミアムシート
車内～平日でも予約でいっぱいだった！
私が予約できたのは２号車のシングルシート。これ以上のクラスの座席は満席だった！
リクライニングと収納テーブル
窓際の肘掛けにはリモコンがあり後方からの照明やリクライニングの操作。リクライニングは後部座席を気にすることのないバックシェル構造。以前のスペーシアにもあった収納テーブル。
電源コンセントとWifi
通路側の肘掛け下には電源コンセントがありモバイル機器の充電やノートPCの電源に使用できます。全車両ですが車内Wifiも利用できます。
3～５号車～スタンダードシート
肘掛けテーブルと電源コンセントは配備されており東武車両のリバティと同じような感じですね。充分くつろげます。５号車にはボックス席もあります。
車内パンフレット～読んでおきましょう
バリアフリーのトイレが豪華だ！こういう取説やマニュアル類は読んでおかないと損することもあります。便利な機能やサービスを見過ごすこともありますからね。
その他車内施設～荷物の固定 トイレ行ってない…
キャリーバッグなど大きな荷物用に荷物スペースがあります。手持ちのICカードでロックがかけられる
ようです。使用法にパンフレットにも記載されています。
栃木県内でさようなら～浅草まで行かんのかい！
栃木駅で降りました。わざわざ特急を利用する距離じゃありません。東京方面にはコロナ渦以来ほとんど行っておらず特に用事がございません。これから別な車両に乗り換えて東武宇都宮駅まで行きます。結局県内から出ないのね。本当に取材のためだけの乗車でしたが、今度は1号車のコックピットラウンジを予約しカフェを利用してみたいと思います。
